現金を持ち歩かずに決済が完結するキャッシュレス決済。
日本は諸外国と比較するとキャッシュレスの分野において遅れをとっており、各IT企業ではスマホを用いたQRコード決済端末の開発に着手しています。
そんな中LINE Payは競合他社に先駆けて8月1日から展開すると公表しており、具体的な戦略に注目が集まっています。
目次
3年間手数料無料が魅力的なLINE Pay
数多の企業がQRコード決済端末の開発に着手している中、競合他社を差し置いて一早く事業展開することを公表したLINE Pay。
1番の武器は何と言っても「3年間手数料無料」という点です。
QRコード決済手数料の多くは3%台で展開している企業が多いため、期間限定とは言えど手数料を無料にしている点は魅力的です。
マイカラープログラムを上手に使えば5%のポイント付与
2018年6月1日より開始したLINE Payの新インセンティブプログラム「マイカラープログラム」。前月20までの利用金額に応じてバッジカラーが認定されます。
バッジカラーの種類によるインセンティブの内容は
グリーン…LINEポイント2%
ブルー…LINEポイント1%
レッド…LINEポイント0.5%
ホワイト…LINEポイント0%
上記のようになっています。
2018年8月1日~2019年7月31日までの間は、QRコードを用いて決済を行った場合のみ、一律で3%のポイントが付与されます。
従って、マイカラーがグリーンの方がQRコード決済を行うと、利用金額の5%分のポイントが還元される計算になります。
LINE Payで決済が可能な加盟店は?
2018年7月31日現在、LINE Payの加盟店数は約9万4000箇所となっており、コンビニチェーンのローソンやカラオケ店のビッグエコー、DVDレンタル店のゲオなど、多種多様なジャンルで利用することができます。
秋にはJCBの非接触サービス「QUIC Pay+」が展開されることで約72万か所が加わる見通しです。
3年間手数料無料というビッグプログラムを用いて展開していくことで、加盟店が右肩上がりに増加していくのではと考えられています。
LINE PayのQRコード決済の方法は?
LINEアプリを起動
コード支払いをタップ
表示されたバーコードを店舗側に提示
たった3つのステップを踏むのみで決済が完了します。
普段LINEのメッセージを送る要領で決済が完了する簡易さは魅力的ですよね。
他にも印刷したQRコードをユーザーに読み取ってもらう方法もあります。
まとめ
2018年8月1日から本格的に始動するLINE PayのQRコード決済に関してご紹介していきました。
現在開発に着手している競合他社がQRコード決済を展開する際には、LINE Pay以上の魅力や持ち味がないとユーザーを獲得することが難しいのではないでしょうか。
QRコード決済に魅力を感じた方、LINE Payのポイントプログラムに魅力を感じた方は是非お試しください。