パソコンや精密機器の掃除には無水エタノールがおすすめ!

パソコンや家電など、それぞれの機器に合わせて掃除道具を揃えており、たくさんの掃除用スプレーが部屋に溜まっている経験はありませんか。

もちろん何かに特化した洗剤や薬品の方が効果は高いかもしれませんが、定期的なお掃除には「無水エタノール」がおすすめです。

コスパも良く幅広い用途で使える、無水エタノールをご紹介いたします。

    無水エタノールと消毒用エタノールの違いとは?

    エタノールという薬品は一般的に知られており、殺菌効果があるということは皆様ご存知だと思いますが、一言でエタノールと言ってもその種類は様々です。

    薬局などで買うことができるエタノールは、大きく分けて「消毒用エタノール」と「無水エタノール」の二つに分けられます。

    その違いはエタノールの含有率。

    エタノールは含有率80%程度が最も殺菌効果が強いとされており、消毒用エタノールは販売されている時点で適切な含有率に調整されています。

    つまり、無水エタノールに精製水を混ぜ、含有率を80%程度に調整すれば消毒用エタノールとして使うこともできるのです。

    なぜパソコンに無水エタノールが良いのか

    パソコンなどの精密機器を掃除するのに、無水エタノールがおすすめな理由はずばり水が含まれていないという点です。

    エタノール含有率が99.5%の無水エタノールは、ほとんど水分を含んでいないので電気を通さず、同じ理由で錆ができてしまうこともありません。

    水分に弱い精密機器の掃除には、この無水エタノールの性質がぴったりなんです。

    先ほど「エタノール含有率80%程度が最も高い殺菌効果を得られる」と述べましたが、それ以上の濃度だと全ての菌を殺す前に蒸発をしてしまうという理由であり、100%でもそれなりの殺菌効果をもたらします。

    パソコンのキーボードや細かな部分の掃除には、エアダスターやハンディーモップを使用する方が多いと思います。

    チリや埃といった汚れにはそれで良くても、皮脂の汚れやこびり付いた汚れは落とせません。

    無水エタノールを含ませた布や綿棒を使えば、水分過多による故障の心配もなく汚れを落として殺菌まで行うことができます!

    キーボードの隙間などからうっかりパソコン内部に染み込んでしまっても、電気を通さないので壊れることはなく、あっという間に蒸発するので使用上の問題もありません。

    液晶画面への使用にはご注意を

    エタノールはとても強力な薬品なので、使用時には注意しないといけない点があります。

    ボトルの裏側にも細かな説明が入っていますが、特に注意したいのが液晶画面への使用です。

    パソコンのモニターやスマートフォンの液晶画面には、特殊なコーティングが施されているものが多数存在します。

    強力なエタノールを使うと、そのコーティングが剥がれてしまうことがあるので使用は控えましょう。

    また、革製のカバーなどに無水エタノールが付着すると、変色の原因となってしまうので使用には注意が必要です。

    スマートフォンはそのほとんどを大きな液晶画面が占有しており、また特に指紋などの汚れが最も目立つ箇所です。

    一見、無水エタノールでの掃除が向いていないように思えますが、実は頻繁に触れている充電の差込口などには、接続端子に付着しても錆や故障の心配がない無水エタノールが最適です。

    電子機器だけではない!一家に一つ無水エタノールを!

    紹介した通り、パソコンなどの精密機器の掃除に最適な無水エタノールですが、換気扇の油汚れを落としたり、シールの剥がれ残しを除去したりと活用方法はまだまだあります。

    精製水で薄めて消毒用エタノールとして使うこともできるので、トータルのコストパフォーマンスも優秀!

    様々な用途に合わせて無水エタノールを他の容器に移し替える際には、性質を変えること無く、さらにエタノールによって溶けたり割れたりしない容器を選ぶ必要があるのでご注意ください。

    また、非常に高い引火性を持っているので火の近くでは使用・保管を控えるましょう。

    もちろんアルコールとはいえ飲んでもいけません。


    基本的な注意事項さえ気をつければ、一本で何役にもなる無水エタノール。

    ぜひデスクや電子機器の掃除に活用してみてください。