これまではiPad Proにしか対応していなかったApple Pencilですが、第6世代のiPadでも使えるようになりました。
ハイエンドユーザー向けで高価なiPad Proとは違い、手が出しやすい価格帯でもApple Pencilが使えるとあって、これを機に購入したという方も多いのではないでしょうか?
この記事ではApple Pencilの活用方法を紹介し、すでにお持ちの方はもちろん、購入を検討している方にもその魅力をお伝えしたいと思います。
目次
Apple Pencilとは?
「Apple Pencil」とは、iPadの上位機種である「iPad Pro」と共に発表され、2015年から発売されているiPadとiPad Pro用のスタイラスペンです。
Bluetoothによるタブレットと接続でき、圧力感知と角度検出機能を備えます。
複雑で高性能な機能を持ちながらも、太さや重さは抑えられており、通常の筆記用具と遜色なく使用することができます。
Apple Pencilで手書きのメモをとる
純正のiOSアプリを使った、もっとも基本的な使い方といえばメモアプリでしょう。
Apple Pencilを使って、紙と鉛筆で書くように自由に文字や絵を書くことができます。
ロック画面からメモアプリを起動できるよう設定しておけば、突然メモが必要になった時でもスムーズに文字を書くことができます。
本格的なノートならNoteshelf 2やGoodNotes 4
もっと本格的にノートとして使いたいという方には「Noteshelf 2」や「GoodNotes 4」といったアプリがおすすめです。
PDFを読み込んで手書きの文字や図を加えたり、蛍光ペンでマークしたりと、学校や仕事でも活用することができます。
もちろん自由に画像を差し込んだり、手書きではないテキストを入力したり、さらには音声データをノートに残すことも可能です。
Apple Pencilで写真のマークアップを書く
iPhoneやiPadでは、撮影した写真に文字や絵をかき入れる「マークアップ」という機能があります。
指では細かな文字や線を描くのは難しいですが、Apple Pencilを使うことで、これまでより簡単に複雑なマークアップが可能になります。
専用アプリでイラストや絵を書く
現在、Apple Pencilに対応したアプリはいくつもリリースされており、そのジャンルも多岐に渡ります。
中には絵を描くことに特化したアプリも複数リリースされているので、筆者が使用している無料のイラストアプリを紹介いたします。
Adobe Draw
IllustratorやPhotoshopなど、プロも使用するソフトウェアを販売しているAdobe社からリリースされた、iPad向けのイラストアプリです。
Apple Pencilを使って簡単にお絵かきを楽しむことができます。
ペンの角度や圧力が描く線に影響を与えるので、手書きのような表現も簡単にすることができます。
また、Drawで作成したイラストはパソコン上で編集することもでき、これまで以上に簡単で便利なクリエイトを可能にします。
Tayasui Sketches
無料とは思えないほど、豊富なペン先を持つお絵かきアプリです。
有料版にはもっと便利な機能がたくさんありますが、無料でもお絵かきを楽しむことができます。
もちろん、角度や圧力も感知するので、実際に紙と筆でお絵かきをしているような体験を得ることができます。
今後もApple Pencil対応アプリは増えていく
今回紹介したアプリだけでなく、まだまだApple Pencil活用の場所はたくさんあります。
また、新型iPadに対応したことでApple Pencilのユーザー数も増え、今後もどんどん新しいアプリや活用の場が増えていくと予想されます。
Apple Pencilを活用して、便利で楽しいiPadライフを過ごしてみてはいかがでしょう。
